切迫早産②

2021年11月29日

私が入院した時
4人部屋に、先に1人だけ入院されていました。

その方も切迫早産で入院していて
たしかまだ30週くらいだと仰っていました。

切迫早産とは何かというと、

一言で言えば早産の一歩手前。

まだまだ子宮の中で育ってほしい段階なのに
子宮の収縮が起こり
子宮口が開き始めて
出産が始まろうとしているということです。

本来であれば
十月十日、40週が出産予定日で
それだけの時間をかけて
赤ちゃんの身体や臓器が成長し
元気に生まれてくることができる、という基準です。

ちなみに日本では
妊娠22週0日から36週6日までを
“早産"というそうです。

私が入院することになったのは
妊娠35週の頃で、

“せめてあと1週間は
お腹の中でいさせてあげたい。
今生まれると早産になり、未熟児である可能性が高く
大きい病院に転院しなければいけなくなる。"

そう言われました。

調べてみると、もっと早い段階で
切迫早産の可能性が出てくる方もいるらしく
長い方だと半年以上入院される方もいるとか…

それに比べれば
1週間ぐらいだしがんばろう!!と
気合を入れて臨んだのですが…

1日目、張り止めの薬を点滴開始。

点滴を始めて数時間は
特に何の異常もなく平気だったのですが、

少しずつ点滴を打ったところが痺れてきて

夕方夜ご飯を食べてから
身体が震えて止まらない。
クラクラして熱が出てる時みたいな感じでした。

初日の夜中、しんどすぎてほとんど寝れず
何より震えが止まらないことが怖くて
こんな状態で赤ちゃんは大丈夫なのかな…

と不安でベッドで泣いていたのを覚えています。

次の日の朝、
手の震えやだるさは少しマシになりました。

張り止め薬は
慣れるとそんなにしんどくはないらしいので
こんなにすぐ慣れるのか〜!と
驚きました!
  

その後はひたすら暇を持て余す日々。

切迫早産は絶対安静のため、
トイレ以外ベッドから出てはいけない。

ひたすら携帯で映画みたりドラマ見たり
本を読んだりして過ごしていました。

色々準備していれば
有意義な時間だし、
その頃はまだコロナ前で
家族が面会に来てくれていたり´◡`

のんびりできるし
家事もしなくていいし
ご飯もそこそこ美味しいし

ラッキーやん♡(´౿`) ←ポジティブすぎ

と、思っていたのも束の間!!

全く想像してなかった苦しみが待っていました…

続く